20年近い付き合いの友人(大学時代からの友人ですが、もう20年!計算してあまりの時の早さに自分でびっくりした!)古くからのオリジナルデザインで標本箱を製作させていただきました。
彼自身のウェブサイトに収められた写真の数々がとても美しくて。そこに広がる宇宙、連鎖、命の強さ、儚さ。言葉にし難い感覚を収める箱です。
▼ YUSUKE NODA PHOTOGRAPHY
オーダー家具や小物のデザインを検討するときは、依頼主からヒアリングを行い、その道具に込められるべき本質を逃さないことを意識してご提案させていただいています。
今回は2種類ご提案したうち、自然界に存在する黄金律をテーマにしたバージョンを採用していただきました。
あくまでも中に入る標本物が主役。入れ物が出しゃばらないよう、なおかつ標本物を引き立て最高の調和を生み出すよう、構造や各パーツの寸法には特に注意を払いました。
製作は鯖江の奥村木工に依頼。アクリルにレーザーで黄金律によって生み出される螺旋も綺麗に入れていただき納得の仕上がりでした。
本当に細かい部分ですが途中でクリアすべき課題も多くお渡しまでに数ヶ月を要してしまい、そこはやはり反省点。もっと思考の密度を凝縮していかなくては。
オーダー家具や小物も最近は色々と手掛けさせていただいています。クリエイティブな発想を必要とする、自分の中でもとても楽しく感じる仕事の1つです。お手伝いできることがあれば喜んで対応させていただきますので是非ご相談ください。
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