上の娘の2回目の夏休み。去年菓子箱で作った2階建ての迷路が僕と娘的にはかなり楽しい出来だったのですが(1階はどうなっているのか見えないので記憶力の勝負、2階はジャンプだったり落とし穴だったりバランス感覚勝負)、最近は工作キットなど売っていて結構しっかりしたものを作る子も多いみたいで。
違う用途のものに新しい価値を付与する(=リノベート)、完成図が見えているものをきちんと作る(=アキュラシー)、どちらを優先するかは状況的なこともあると思いますが、どちらも大事ですよね。
今年はきちんと作る、を念頭に置きながらも「家にあるものも使って、何か面白いやり方で作ろうよ」と娘と相談しながらマスキングテープをあーでもないこーでもないと言いながら貼ったり、どんな色がいいかパレットの上で色々混ぜて試してみたり、綿棒で点々模様をつけたり。
精度のいる部分の採寸だけはしてあげましたが色塗りや穴あけ、木材のカットや鋲打ちなど、「小2でもギリギリできる作業の組み合わせだけで完成するちゃんとしたクオリティのものを考える」というレギュレーションありきの課題は良い気分転換でした。
お店をやっているともっとこうしたい、あんなお店みたいになりたい、なんて思うこともありますが現実には人手や設備、時間などのインフラが整わない中で行き止まりに立ち尽くすこともしばしば。
自分のできることの中で妥協しない仕事をしよう、そしてもっと自分自身がEPISOを楽しもう、という最近の思考の結論と合致してなんだか腑に落ちた部分があり、僕にとっても夏休みの宿題がひとつ終わったような感覚になりました。
しかし夏休みの工作、僕らが子供の頃と作るものが全然違いますね。何を作ろうか毎年悩むお父さんお母さんも多いのでは。来年はEPISOで夏休みの工作ワークショップ、なんていうのもいいかもしれませんね。
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